
気象庁によれば、今夏の気温は全国的に平年並みかやや高いとのこと。
昨夏は各地で気温40度を超える記録的な猛暑となったが、今年も相応の覚悟が必要のようだ。酷暑で注意しなければならないのが熱中症だが、熱中症を起こしやすい目安の一つとして、「暑さ指数(WBGT)」というものがあるのをご存じだろうか。
これは環境省の熱中症予防サイトで、全国各地の当日と翌日の暑さ指数を速報しているもので、その指数を見れば熱中症の危険度が分かるようになっているのである。
今回は熱中症対策として、その「暑さ指数」についてお伝えする。
熱中症は、気温や湿度が非常に高い環境で発汗などによる体温調節がうまくできずに、体温が異常に高くなる症状で、症状が重いと意識障害や命にかかわることさえある。
環境省の「熱中症環境保険マニュアル」によると、熱中症の症状として、「T度」−めまいや立ちくらみ、こむら返りなどの筋肉の硬直、大量の発汗など、
「U度」−頭痛、気分の悪さ、吐き気、嘔吐、倦怠感など、「V度」−意識障害、痙攣、手足の運動障害、ひきつけ、高体温など、と重症度が分類されているが、U度V度の場合は病院への搬送が必要である。
同省は熱中症を防ぐポイントの1つとして、「暑さ指数」の活用を呼びかけている。
聞き慣れない方も多いと思うが、「暑さ指数」とは、人体の熱収支に影響の大きい湿度・輻射熱・気温の3つを取り入れ割り出した指標で、5段階に分けられている。
この指数の高い日は、熱中症患者が増えるという相関関係があることから、これを参考にすることでその日の危険度(=注意度)が分かるのである。
あまり知られていなかった、この「暑さ指数」を活用して、猛暑、熱中症を防いで頂きたい。
(環境省熱中症予防情報サイト)
http://www.nies.go.jp/health/HeatStroke/index.html
熱中症の対策と予防の詳細については、熱中症環境保健マニュアルを参考にして頂きたい。
http://www.env.go.jp/chemi/heat_stroke/manual.html
(たかさ みどり)
| 2011年10月16日更新 | ||
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