
今回は、私達の胃袋をこの上なく満たしてくれる「食べ放題」についてのレポートをお届けします。
食べ放題の代表格といえば、‘焼き肉’と‘寿司’。
料金の相場は、焼き肉で90分1,280〜3,500円、寿司で2,000〜4,000円といったところか。
大食いならずとも、ここぞとばかり気合いが入ります。
店に入ると、席に着いたお客さんから「ラッキー、絶対お得!」「この金額なら余裕で元取れるー!」などの声をよく耳にします。
なかには「この金額で店潰れないのかね?」の問いに「不景気だし、赤字覚悟でもお客呼ばないとね」などといったやりとりも。
いずれにしても、ある意味『お客vsお店』90分一本勝負のような図式となります。
いざ、気合い十分で食べ始め、これでもかと目一杯注文し、圧倒的な勝ちを確信して揚々と店を後にする...。
しかし実際は店側の圧倒的な勝利に終わることがほとんど。
お客さんは元を取るどころか、しっかりお店の利益に貢献してるんです。
このことは、原価を知れば納得できます。
まず焼き肉の食べ放題からみていきましょう。
通常一般的な飲食店の原価率は30〜35%が
標準ですが、焼き肉食べ放題の平均原価率は20〜25%に設定されているそうです。
つまり2,800円の料金なら、原価設定は約600円前後ということになります。
気になるそれぞれの原価ですが(肉のランクにもよりますが)、カルビが1皿(約100g)40円前後、ロースで60円前後、レバーで35円前後。
これらを頑張って10皿(約1kg)食べたとしても、500円で納まってしまうのです。
ちなみに原価が割と高いのは、牛タンで200円前後、ミノ100円前後、ハラミ80円前後ということなので、これらを中心に食べるのが一番お得な食べ方と言えるでしょう。
(今はむしろ野菜焼きを注文したほうがお得かも?)
また、メニューに和牛や骨付きカルビといった種類があるなら、迷わずどんどん注文すべきです!
一方、寿司ではどうなるのでしょうか。
高いネタとしてすぐ思い付くのは‘中トロ’‘ウニ’‘いくら’といったところでしょうが、これらのネタをひたすら食べ続ければお得な食べ方と言えるでしょう。
仕入コストにもよりますが、ほとんどのネタの原価が一貫15〜40円程度というのに対し、中トロ・ウニ・いくらの原価は約85〜100円前後とダントツに高い。
ただ、中トロ・ウニ・いくらといったネタは脂も多く、こればかりを食べ続けるのも正直つらいですよね。
どうしても白身やイカ、巻物といったさっぱりネタを食べながらということになると、シャリ(酢飯)の量も負担となって胃袋の許容範囲からしてもそうは食べられません。
寿司食べ放題でのお得な食べ方とは、中トロ・ウニ・いくらを中心に、間に口直し程度にさっぱりネタを少しはさむというのが結論となりましょう。
我々のチャレンジ精神をも煽る「食べ放題」。
少しでもお得な食べ方をして、お店に一矢報いようではありませんか!
(たかさ みどり)
| 2011年10月16日更新 | ||
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